こんにちは。中込です。
旅記事はマラウイにいたときのことを更新していますが、
リアルタイムでは、アフリカのエチオピアにいます。
半年間続いたアフリカ旅もそろそろおしまいで、
なんだか胸がいっぱいです。
こんなに濃い半年間は初めてでした。
こんなこと言ったら逆に薄っぺらいと思われるかもしれませんが、
一回分人生を経験したんじゃないかと思えるくらい、
濃い半年間でした。
今日は世界一周で「人生観」って変わるの?ということについて書いてみようと思います。
ぼくが言いたいのは、変わるけど、世界一周(というか旅)しなくたって変わるよ。ということです。
言葉としては、人生観でも、価値観でも、世界観でも何でもいいです。
言いたいことは一緒です。
確かに、世界一周でぼくの人生観は変わった。
世界一周を始めて1年以上がたちます。
この1年間でいろんな経験をして、
その中で自分の人生観、価値観は大きく変わってきました。
例えば、ジンバブエに1か月滞在して、「負の感情を吐き出したっていいんだ」と思うようになりました。
また、「世界中に人がいるんだ」ということを肌で感じられるようになりました。
(過去記事: 1か月いたジンバブエ最終日に思うこと。 )
また、ベトナムでは、ベトナム語しか話せないダンサーとなかよくなり、
「言葉も大切だけど、言葉より大切ものがあるんだ」と思うようになりました。
(過去記事: ホーチミンで最後のダンスセッション-言葉も大切だけど、言葉より大切なものがある)
タンザニアでは、年商300億円を超える経営者のかたと時間をともにし、
「世の中を変えるようなデカイ人間になるより、身近な人と笑ってすごせるほうが大事だ」
と思うようになりました。(その経営者のかたは、身近な人をとても大切にする人でした。)
ほかにも、自分の考えが変わっていく瞬間がたくさんありました。
でも人生観を変えてくれるのは、旅だけじゃない。
でも、人生観を変えてくれるのって旅だけじゃありません。
だってぼくの場合、よく考えてみたら
「世界一周をして、人生観が変わった」っていう前に
「人生観が変わったから、世界一周を始めた」んです。
今から2年前、会社で働いていたころ。
周りの人たちに背中を押してもらって、週末に子どもたちにダンスを教えることを再開しました。
自分で人を集めて何かをする初めての経験でした。
子どもたちにダンスを教える中で感じたのは、会社では感じたことのない震えるほどの幸福感でした。
そして「自分の人生、やりたいことをやるべきだ」「自分の好きなことで生きていこう」と思うようになりました。
だから夢だった「世界一周」に出ることにしたんです。
「やってみれば、意外とできるもんだ」と自信がつく経験でもありました。
世界一周をしたら人生観は変わるかもしれない。でも世界一周しなくたって変わる。
ぼくは、世界一周で人生観・価値観が変わってきました。(もちろん変わらない人もいると思います。)
でも世界一周しなくたって人生観は変わっていきます。
結婚がきっかけで変わる人もいるかもしれないし、子どもができて変わる人もいるかもしれません。
そう考えると、人生ってワクワクしますね。
おしまい。
コメントを残す