今日は、埼玉県狭山市の中学校で、卒業を来週に控えた中学3年生 約100名向けに講演会をしました。
「夢をもつ素晴らしさ」を話してほしい、というのが学校からの当初のご依頼だったんですが、ぼくの想いを伝えてテーマを変更しました。
だって、夢は別にあってもなくてもいいと思うから。
やりたいことがわからなくても、あせらなくていい
やりたいことがわからなくても、夢がなくても、ほかの人とくらべてあせる必要なんてありません(実際今日中学生と話してみると、それであせっている子が多くいました)。
毎日の楽しいとか、好きとか、そういうちょっとしたものを大切にしてほしいなと思います。それが人生を豊かにしてくれるし、前に進めてくれるから。
ぜんぶ最適なタイミングでやってくる
やりたいことに気づくタイミングだって人それぞれです。
5歳で気づく人もいれば、60歳で気づく人もいるでしょう。(ぼくの場合は、世界一周中、27歳のときに気づきました)(もちろん、やりたいことに向かっていく中で、それ自体が変化していくこともあるでしょう)
まあなんにせよ、全部最適なタイミングでやってくる、くらいの気持ちで。
やりたいことを口に出そう≠夢をもとう
「やりたいことを口に出そう」というのが僕のメッセージですが、「夢をもとう!」とは思っていません。
やりたいことがある人は、それをどんどん口に出したらいいと思います。 いろんな人に協力してもらえたら、よりハッピーな形で実現できるから。
でも、夢ややりたいことはなくてもいいとも思います。
夢ややりたいことがある=偉い、というわけでは決してないし、 日々の楽しい、好き、そして小さな興味を大切にしてほしいなと思います。
人生いつどう変化していくかなんて誰にもわからないけど、人とのちょっとした縁や、ちょっとした行動が、人生を大きく楽しく変えてくれます。
日々、楽しく生きていきましょう。 ぼく自身も、自分のこれからにわくわくしながら、一日一日を楽しくすごしていこうと思います。
みなさん、卒業おめでとうございます。
