12月2日。どうやら今日はラオスの独立記念日……らしい。ゲストハウスを運営しているラオス人のおじちゃんとおばあちゃんが「祭りに行こう」と言って、車を出してくれた。
運転席におじいちゃん、助手席におばあちゃん、後ろの3人席にはゲストハウス住人の4人が片尻を持ち上げ、スペースをわけあって座る。
いつ目的地に着くのかもわからないまま、ゴトゴト、ゴトゴト。重量オーバーなのか、走るたびに車の後ろがギイギイと鳴っている。
40分ほど経って着いたのは……森に囲まれた広大な湖だった。
左手前には、大きな角をもった水牛の群れ。前方には、水田の中に咲く濃いピンクの蓮。奥のほうにたくさん咲いている黄色い花は何だろうか。中央に飛んでいる白い鳥はおそらく鷺だろう。
……今が何世紀なのか、何年なのか、時間を感じさせない場所だった。
ラオスが独立したときから同じ景色なのだろうか、いつまでこの景色は続くのだろうか。変わることは果たしていいことなのか、悪いことなのか。変わらないことは果たしていいことなのか、悪いことなのか。そんなことを思った独立記念日。
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それではまた!
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