こんにちは。中込（@nakagome63）です。
５月は、日本の全国各地で10回もイベントをやりました。
トークイベント、英語の授業、遊びのワークショップ、食育イベントやアフリカとのSkypeダンス交流など。
TABIPPO主催の旅大学にて
グロスタ主催のトークイベントにて
愛知×アフリカのダンス交流イベントにて
ベネッセ主催の小学生向けイベントにて
今日は、大人向けのトークイベントでよくするお話のひとつをしようと思います。
「夢は、口に出すと強い」という話。
行動力もなくコンプレックスだらけだったぼくが世界一周できたのは、夢を口に出したから
ジンバブエのビクトリアフォールズで見た虹
だって、英語が壊滅的にできなかったし、お腹が病的に弱いし、怖くて海外にもほとんど行ったことがなかったから。
大学生のときに受けた英語のテストは、学年1000人中ビリでした。
TOEIC205点。すべて4択問題なのに、点数が4分の1もいきませんでした
小さいころからお腹が壊滅的に弱く、電車に乗るのも一苦労でした。
いつも下痢止めが必須
自分から行動するのが怖く、海外に行ったのも大学のみんなで行った卒業旅行くらいでした。
大学卒業後は就職をし、会社で働く日々。
でも、いろんな世界を見てみたい、世界一周してみたい、という欲求は強く、
「世界中をダンス旅する」という夢を紙に書いて壁に貼っていました。
壁に貼って毎日見ていた
行動力もなく、コンプレックスだらけだったぼくが、なぜ世界一周できたのか。
それは、「世界一周します」と口に出したからです。
元々は「いつか世界一周できたらいいなあ、でも英語できないし怖いしなあ。お腹も弱いし……」と自己完結していました。
でも、「世界一周しようと思ってる」とまわりに言い出してから、段々と変化が起きてきました。
「英語が苦手なら、最初にフィリピン留学に行ったらいいんじゃない？」
「旅が好きな友だちがいるから、紹介してあげるよ」
「アジアにダンスが好きな友だちいるから、会ってきたら？」
助けてくれる人たちがあらわれ、
「世界一周」という夢がどんどん現実味を帯びてきたんです。
学生時代にキッズダンススクールを教えていて子どもにダンスを教えるのが大好きだから、
海外でも子どもたちにダンスを教えながらまわったら楽しそう！
そんなアイディアが出たのも、友だちと話をしているときでした。
いろんな人の助けや応援があり、
ぼくは会社を辞め、子どもたちにダンスを教えながらまわる世界一周へと旅立つことができました。
アフリカのマラウイにて
世界一周中も、「子どもたちにダンスを教えたい」と口に出していたことで、たくさんの機会をいただくことができました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
ダンススクールでもレッスンをさせてもらいました
世界中で学校を紹介してもらい、ダンスのワークショップを開催
ダンスを教えた子どもたちと一緒に国際的な音楽フェスに出させてもらったことも
1年半の旅で、1万人以上の子どもたちにダンスを教えました
自分の中だけで思っていても、きっとぼくの夢は叶わなかったでしょう。
口に出して人に伝え、協力してもらえたおかげで実現しました。
夢は、口に出すと強い。
ぼくが好きな新聞広告があります。
ちょうど世界一周に行く準備をしていた2014年元日に出た「週刊少年ジャンプ」の広告です。
全文を紹介させてください。
夢は、口に出すと強い。
1988年の創刊号からずっと、ジャンプの主人公たちは絶対に叶えたい目標を、堂々と口にしつづけてきた。
それは、誓うことで、志をともにする仲間と一緒に困難を乗り越えられると、彼らが信じてきたから。
さぁ、一年のはじめに、夢を語ろう。どんなに小さくたっていい。ためらわずハッキリと口に出す。
きっとそれが、君の願いを前へと進める力になる。
集英社は2014年も、たくさんの仲間とともに、日本の夢を応援しつづけます。
マンガやテレビドラマの中だけでなく、ぼくら一人ひとりが自分の人生の主人公です。
夢は口に出すことで、実現に向けて一気に加速する。
セブで見た燃えるような夕焼け
最後に
ぼくは、これからも自分のやりたいことをドンドン口に出していきます。
自分の夢ややりたいことを語る人が、もっと増えたらいいし、
青臭いことを言ったり、夢を応援し合えるのが当たり前になったらいい。
夢、やりたいことを語ろう。
それが、夢を実現するための第一歩になる。
おしまい。
世界一周してたときの動画はコチラ。
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ごめ（中込孝規）
「世界とつながるダンス教室」代表。 世界一周をしながら、1万人以上の子どもたちにダンスを教えた。現在は、講演やダンスワークショップ、日本と海外の子どもたちを中継でつないだダンス交流会など、様々な活動をしている。
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