マラウイの首都リロングウェから、南部のブランタイヤという都市に行き、
協力隊のコガさんのもとへ。
青少年更生施設で、ダンスレッスンをしました。
日本では見られないであろう光景が見られ、
考えさせられました。
★★★
朝6時。いよいよマラウイ全土を巡る旅が始まる。
まずは、長距離バスでマラウイ南部のブランタイヤ(Blantyle)という都市へ。

マラウイの移動でこんないいバスに乗れたのはこれが最初で最後!
なんとバスにトイレがついている……。

あとは景色を楽しむだけ。


5時間ほどで南部都市ブランタイヤ(Blantyle)に到着!

4時間ほど時間を潰してから、ローカルバスに乗り換え!
快適な長距離バスとはうってかわって、小さな乗合バス。
ぎゅうぎゅう詰めにならないと発車しません。


30分ほどでムペンバに到着!まだ移動します!
ここから自転車タクシーチャリマトに乗り換えて30分!

のどかなところまで来たなあ。

で、無事にコガさんに会えました!!

ご近所さんにさとうきびをいただく。

★★★
コガさんは、青年海外協力隊として、
犯罪を犯してしまった少年の更生施設で
情操教育(体育や音楽)の先生をしています。
けん玉を教えることも。

てかコガさんけん玉上手すぎて
もうぼくが知ってるけん玉じゃない……。

子どもたちは全部で30人くらい。
先生も生徒も学校の敷地内に寝泊まりしています。

初日はもう日も暮れそうだったので、ダンスレッスンは翌日に。
この日は近所の子どもたちと遊ぶ。





★★★
そして翌日……。
「ていじー!ていじー!」

近所の子どもたちがコガさんを呼ぶ声で目が覚めました。
(コガさんの下の名前はセイジ。)
更生施設の先生の子どもたちです。
お昼ご飯はマラウイ料理のシマ!食堂でごちそうになりました。

豆がしょっぱくておいしい。クコマ!(マラウイのチェワ語でおいしい!)

お昼過ぎからいよいよダンスレッスン開始!
33人の子どもたちにダンスを教えましたよ。

991〜1023人目です。
ついに世界一周してる間にダンスを教えた子どもたちが1000人を超えました。
ただ、1000人を超えたということよりも、この日はほかに感じたことがありました。

この写真に写っているのは近所の子どもたち。

ダンスレッスンするよーと誘ったら、
更生施設の子どもたちだけじゃなくて、近所の子どもたちや
先生の子どもたちもたくさん集まってきました。

そしてみんなで楽しく踊り、とっても盛り上がりました。
楽しく踊って、追いかけっこもして。
笑顔で溢れていました。
更生施設に入っているのは
窃盗などの犯罪を犯してしまった子たち。
ただ、ぼくにはどの子が施設の子で、どの子が近所の子か
コガさんに聞かないと全然わかりませんでした。
どの子も素直。
施設の周りに囲いがあるわけではないので、
普段からいつも一緒に遊んでるらしいです。
施設の子も、近所の子も、先生の子も関係なく。
彼らは本当に自然に接し合っていたし、
楽しそうに踊ったり走ったりしてサッカーしたりして、遊んでいました。
日本では考えられない光景だなあと思いました。
そんな光景に驚いていたぼくに対して、
コガさんがこんな話をしてくれました。
「子どもが犯罪を犯してしまうのは、
食べるものがなかったり、周りの人が同じ犯罪をしていたり、
環境が原因なんです。」
なんだか腑に落ちました。
子どもたちが自分で環境を選ぶことは中々できません。
ぼくらがどんな環境を作っていけるかって
本当に大事なことだなと思います。

★★★
■余談
ダンスレッスン後は、コガさんと一緒に1時間半ほどかけてマラウイの南部都市ブランタイヤまで移動。

協力隊のサカタさんとゆーほさんと一緒に飲みました!
みんないろんな考えや想いがあってマラウイにいるんだなあ。
サカタさん泊めていただき、ありがとうございます!

★★★
次回のブログは、マラウイ山奥にあった台湾!?
謎の孤児院について……。
今日も読んでいただき、ありがとうございました!
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■今までにダンスを教えた子どもたち
6480人
フィリピン 219人、インドネシア 289人、シンガポール 0人、日本 160人、ベトナム75人、ラオス 74人、タイ 60人、インド 6人、ジンバブエ 97人、マラウイ 5500人
ではまたー!
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