就職活動がうまくいくのは「素直な人」|Yahoo! JAPAN元人事がぶっちゃける就活の本音

こんにちは。中込(ごめ)です。

ベネッセを退職後、子どもたちにダンスを教えながら1年半世界一周してました。

 

元Yahoo! JAPANの人事で、今は居酒屋の店主をやってる多田圭次郎と話をしました。

 

テーマは「旅と就職活動」!

旅人と人事が語ったら、意外な共通点が出てきましたよ。

大学生と現状にモヤモヤしている社会人はぜひ読んでみてください!

 

ちなみに、多田圭次郎は大学時代の同級生です。

 

<目次>

・旅とは「人と出会うこと」
・就活のポイントは「自分と話すこと」「人と話すこと」「人に伝えること」。それは旅も同じ
・うまく旅してる人は、就活もうまくいく
・人が思っている自分と、自分が認識している自分はちがう
・素直でいれば好きな人としか関わらない
・就職活動がうまくいく人は「素直な人」
・人と誠実に接する
・素直でいたほうが、旅を楽しめる
・自分の素を面接で伝えて不合格になったら仕方ない
・人をそのまま受け入れる
・人と深く関わることで、本来の自分に「戻る」
・旅するように就職活動せよ
最後に:話を終えて

 

 

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写真左が多田、写真右が中込(ごめ)

 

 

旅とは「人と出会うこと」

ごめ:テーマは「旅と就職活動」です。

多田:旅って何?そもそも。何なの?

め:自分の中の旅でいい?一般的なものじゃなくて。

多田:うん。

ごめ:一般的には、知らなかったところに行くこと?が旅かな。

非日常の場所に行くこと。いつもいる場所じゃないところに行くこと。

でも俺は「人と出会うこと」が旅だなって思う。

多田:ほう。

ごめ:昨日まで兵庫と大阪に行ってたんだけど「これって世界一周の続きだわ!終わってなかったんだ!」っていう感覚がすごいあったよ。世界一周してたときと同じ感じで今日本をまわっていて、これも旅だなって思う。自分が好きなこととかやりたいことを通じて、現地に行ってそこで新しい人と出会って深くつながっていく、そういうのも旅のひとつだなって。

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兵庫で行ったトークショー。さまざまな人と出会った

 

多田:ふーん。なるほど。どこのタイミングで「人と出会うことが旅だな」って思ったの?

ごめ:ぼく元々は景色、絶景を見たいっていう欲望もめっちゃあったから、最初は南米のボリビアっていう国にあるウユニ塩湖の鏡張りの景色を見に行こうと思って予定組んでたんだけど。もう最初に東南アジアまわってる時点で、「あ、ちがうわ」って思って。

多田:あ、そうなんだ。なるほど。結構早い段階で旅に対する考えが変わったんだ。

ごめ:結局南米には行かずに帰ってきたからね。最初に行ったベトナムとかラオスで、もう本当にめっちゃいい出会いがたくさんあって。ベトナムではベトナム語しかしゃべれないダンサーと一緒に練習してめっちゃなかよくなったし。ラオスでもラオスのダンサーたちと大きな映画祭に一緒に出演したんだけど。そんなのもともと全然予定しなかったことだから。予定してなかった土地に行って、映画祭に出て。そういうのって、もとの予定通りに行ってたらさ、予定あるから映画祭出られないわってなるじゃん。もう次の航空券も取ってたんだけど、捨てたのそれ。映画祭一緒に出たいと思ったから。

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ラオスのダンサーたちと映画祭の国際的な舞台で共演

 

多田:へー!おもしろい!

ごめ:でも、やって本当によかったと思う。もともと旅の期間やルートはざっくり決めてたけど、そうじゃなくて、そのときそのときの出会いを大事にしたいなと思って、そういうのを大事にする旅の仕方になった。結果的にものすごいいろんな縁に恵まれたし、いろんな機会にも恵まれたし。すげーいい旅だったなあって思う。

多田:いいね!

ごめ:アフリカでもね、音楽祭とか商業祭っていう結構大きなお祭りに出させてもらって、それも最初に行ったときに誘われて、2か月後だからって言われて「あ、じゃあ2か月後戻ってきます」って言って、ほかの国まわってまた戻ってきてっていう。そのとき出会った人たちとのつながりは本当に楽しかったし、そういうのって通り過ぎていくだけじゃいやだなと思って。

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ジンバブエの音楽祭に出演。「通り過ぎない出会い」を実感した 

 

 

就活のポイントは「自分と話すこと」「人と話すこと」「人に伝えること」。それは旅も同じ

多田:なるほどね。旅と就活の共通点っていうわけじゃないけど、就職活動では「自分と話すこと」「人と話すこと」を繰り返すことが自己理解につながると思っていて、そしてその自分がこういう人だ、を「人に伝える」。自分と話す、人と話す、人に伝える。この3つのファクターがうまくクルクルまわっていくことが就職活動のプロセスの中では大事だなって思う。

就職活動の言葉だけの定義でいくと、「就職先を見つける」なんだけど、もっと広い目で見ると、「学校を卒業したあとの進路を決めること」。それが就活なんだよ。なぜなら就職活動って卒業したら就職するっていう前提じゃない?でもいろいろあるじゃん。世界一周もできれば、実家に帰るもあるし、留年もあるし、大学院もあるし。そうなってくると卒業後の進路っていうと30年も40年もあるから、そこを決めるためには人生を考えないといけないよね。人生を考えるためには、自分を深く知らないと本当に何がしたいのかはわからないし、とはいえ理想というか情報がまったくない状態だと取捨選択ができないから、だから人と会って。で人と話したときに、これいいな、これちがうなって自己対話する。それだけでもだめで、それを人に伝える。就職活動っていうのは面接があるわけだし。

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元Yahoo! JAPAN人事の多田圭次郎

 

ごめ:それ俺がしてた旅と一緒だわ。まさしく。Twitterでも同じことつぶやいたことあるんだけど、「ぼくの旅は、人との関わりの中で自分を知る旅だった」って。それこそ自分が出会ったことのない人とたくさん出会って、そういう人と結構深く関わるわけ。その中で自分ってこういう感じなんだって気づくし。例えば細かいことだけど、人よりビビリなんだなとかもそうだし。そういう風に人と接しながら、似てるところ、ちがうところがわかってきて。で、一人になる時間も多いわけよ。移動はずっと一人だったからさ。バスの中でさ、6時間とか10時間とか一人でいるわけ。

多田:その時間スマホいじってゲームとかじゃないもんね。

ごめ:危なくてそんなことできないからね笑。何もできないわけ。普通に外見ながらさ、考え事をしてたからさ。自然に自分と対話するわけ。そういうことのくり返し。いろんな人に会って、移動とかの一人の時間に考え事をして、っていう繰り返しで、でどんどん新しい人に会って行くから、自分は何物だっていう説明をするんだよ毎回。

多田:なるほど笑

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ダンスを教えながら世界一周をしたごめ

 

ごめ:何してる人なの?子どもたちにダンスを教えてまわってるんです。前はこういうことをしていてっていう。常に自分という人間を説明する場があるわけ。就活だ。

多田:なるほどー。就活だね。そうだね!確かに。

ごめ:本当に自分を知る旅だったなって思った。

多田:自分の中ではこの3つ(自分と話すこと、人と話すこと、人に伝えること)が一つでも欠けたらダメだと思っていて、いや、ダメっていうわけじゃないけど、大切なピースで、重なり合っていて、絡み合っているから。ずーっと家でさ、自分のことを理解して、悟りを開くみたいなのもさ、まあ幸せなのかもしれないけど、人生を作っていくみたいなことを考えると一人でもんもんと考えちゃうとたぶん気づいて終わりなんだよね。で人とだけ話してると、あこがれ。「あ、この人すごい!この人すごい!でも俺なんて……」ってなっちゃう。

ごめ:あとそうしてると常に流されていっちゃうイメージがあるね。これいいなあれいいなっていう。ぶれるのもいいけど、自分と話をする時間をもたないと、どこにも定まらなくなっちゃうかもしれないね。

多田:そうだね。結局振り返ったときに自分て本当に楽しいのか幸せなのかっていう。心の中にぽっかり穴が開くっていうわけじゃないけど、自分もそんな感覚におちいったことがあって。「すげーすげーすげーすげー、でも俺なんて……」っていう。それに、人に伝えるのだけがうまくても、自分のコア部分、自分の深い部分を話してないと、心と言葉とのギャップがあるからね。結構ツラくなってくるよね。上っ面というか、自分の中で。これに意味はそんなにないかなと思うね。

 

うまく旅してる人は、就活もうまくいく

ごめ:話戻すけど、ぶれまくっちゃうとさ、例えばどこも刺激的、どこもいいなと思っちゃって選べないよね。会社とかもさ。俺がそんな感じだったわ。就活で。

行くたびにさ、どこもいいなって思ってると、最終的に内定もらったあとにどこにしていいかめっちゃ迷うよね、最後感覚で決めたけど。

多田:はいはい。

ごめ:旅と就活は似てるんだろうね。

多田:そうだね、意外と。

ごめ:うまく旅してる人は、就活もうまくいくだろうね。

多田:だろうね!

ごめ:うまく自分と対話してる人はね。

多田:ワークッショップでもそうだし、話をしながらでも、自己分析、自分を知ることは大事だよって言うんだけど、どうすればいいかわかりませんと。自己分析っていうとわからないけどさ、自分が何が好きで嫌いでってさ、考え方がわからないと。まあ考え方とかじゃないんだけどさ。こういう風にやるとわかるんじゃないっていう、まあ話してて俺もよくわからなくなってきたけど。

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ごめ:フォーマットがあるわけじゃないからね。

多田:フォーマットがあるわけじゃないから、こういう切り口で考えたらどうみたいな話をすると、やったけど何がわかったかわからない、これをやることの意味がぴんとこない、と。どういう人生がいいですか、何が好きですか、ということに対する解がない。そこが自分の中で合ってるのか、ちょっとちがうと思うのか、あるべき姿じゃないって思ってるなら、やっぱりしっかり考えなきゃダメだよなあと思う。

ごめ:確かにどうやってやればいいんですかって聞かれてもね。

多田:わかんないよね。

ごめ:だろうね。

多田:最近彼女に振られたって話を、ここに来る前にしたじゃんか。そのときに本音が見えないとか、人間味がないとかみたいなことを言われて。自分の強みが何かとかいろいろ質問してくれたんだけど、で俺も考えて。

ごめ:それ別れ話のときに?笑

多田:そうそうそう。で、それを考えながら、自分を知るのって、人と対話をしながらじゃなきゃ無理だなと思った。そのほうがもっと知れる。

ニワトリ卵じゃないけどさ、自分が本音で話したり、相手に対してフィードバックとか、わからないことを質問することを、例えばこの紅茶おいしいねみたいな話じゃなくて、じゃこの紅茶まずいわってなったら、なんで紅茶が嫌いなの?とかじゃ何が好きなの?とか浅くても深掘る質問というか、繰り返していくと、どんどん考えていく。そういう人がまわりにいると自然に自己分析が進むよね。

ごめ:たしかにね。そうかもね。

多田:ま、今の紅茶のくだりは例えがよくなかったと反省してるんだけど。

ごめ:笑 いや、でもわかるよ。人と対話するとね。気づくことあるもんね。俺もそういう時間ほしいな。あんまりそういう機会ない気がするな。

多田:あ、そうなんだ。

 

人が思っている自分と、自分が認識している自分はちがう

ごめ:俺人から見られる印象と、自分で思う印象全然ちがうと思うんだよね。

多田:ほう。

ごめ:ま、話それちゃうけどさ。「すごい人」って見られることに違和感があるんだよね。それこそ「世界一周しててすごいね!」みたいな。今もさ「すごい活動的だね!」みたいな、Facebookとかブログとかにアップしてるとさ、世界一周のことをその後につなげて、しかもいろんな活動しててすごいねみたいな。

多田:うん。

ごめ:でも毎日ごろごろしてるからね。今日もやんなきゃいけないことやんないで終わっちゃったーみたいな生活をしてるからさ笑。どっちも自分なんだなとは思ってるけど。

多田:それ俺もすごいわかるわ。Facebookで見ててすごいねって……それってぶっちゃけ手の作業じゃん。写真アップロードして文章書いてるだけじゃん、別に。普段シェアハウスしてるんだけど、一緒に住んでるやつからすると、俺がいかに何もしないやつかってわかると思うんだよね。

ごめ:

多田:家で朝遅くまで寝てるしさ、休日も家で引きこもってるし。

ごめ:うん。そういうのって中々わからないよね。

多田:これも彼女と別れるときに話をしてたんだけど、人に嫌われることが怖いとか、どう見られるかとか、それがここ数日でサッと消えていったね。

ごめ:消えた?なくなったってこと?へえ。

多田:ゼロじゃないなって感覚はあるけど、なるようにしかならんと。自分が思うことをやって、相手がバツ、嫌いとなったら、まあ悲しいけどしゃあないと。合わないと。てなると結構ラク。

ごめ:俺も昔は「人からどう見られるか」っていう意識が強すぎたから逆に人とうまくいかなくて。それで高校のときにクソいじめられてた。で、人間不信になった。

多田:高校でって結構珍しいね。

ごめ:うん。まあ俺が超ウザいやつだったから。

多田:あ、そうなの?

ごめ:そう。自分クソウザいヤツだった。

多田:何系?生徒会長系みたいな?

ごめ:いやいや。もう自分が一番じゃなきゃいやみたいな感じだった。自分を高く見せたいみたいな欲求がものすごい強かったから……って何の話してたか忘れちゃったけど。あ、そうだ、だから嫌われたくないっていうのが強くて。

 

 

素直でいれば好きな人としか関わらない

ごめ:まあ、今はそういうのあんまりないんだけどね。今みたいな自由な生活をしてると嫌われる人と接しない全然。出会わない笑。

多田:それも超わかるわ。それ超わかるわ笑。自分がまず嫌いな人と接しないよね。

ごめ:自分がいいなとかステキだなっていう人と自然といるからね。

多田:そうだね。今の俺の仕事でも5人採用で見させてもらって、ああステキだなと思う人たちがいる。で、残りの5人も入社する前にもう会ってて、この人ステキだなって思う人たちとほぼ毎日仕事するわけじゃん。だからまあ楽しくないわけないよね。前提として。で、一方大きな会社にいたときって、いい人めちゃくちゃいたんだけど、とはいえモヤッと感みたいなのはあって。例えばこういう話をできない人もいたりするわけじゃん。

ごめ:そうだね。

多田:だから会社で働く人ってすげえなと思って。ストレス耐性すげえなって。

ごめ:ガマンしないといけないんだもんね。俺もう今何もガマンしてないからね笑。

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多田:まあ、そうか。そうだね。

 

 

就職活動がうまくいく人は「素直な人」

ごめ:旅と就職活動に話戻すとさ、就職活動でうまくいくのはどんな人?

多田:素直な人。

ごめ:素直な人?

多田:そう。採用してて、そう思う。

ごめ:相手の言うことをちゃんと受け入れるってこと?

多田:あ、そうじゃなくて。自分に素直な人ってこと。例えば今就活調子どうですかって聞いたときに、普通に「いや、うまくいってないですね」「え、どうしてですか?」「どこを受ければいいかわからないんですよね。みんないいし」みたいな。

ごめ:え、そんなこと言う人いるんだ?笑

多田:うん。まずそもそもさ、面接は素を見る作業だから。緊張している人がいたら、なるべく緊張させないようにアイスブレイクして、雑談から入り、相づち多くして、暑かったら上着脱いでくださいね、みたいな。普段のその人になっていってもらう作業をするから。だから最初から素で来てもらうと、まず前提としてありがたい。

ごめ:へー。

多田:言葉遣いとか服装みたいなある程度マナーはないとオヤッ?と思うけど、まず素で来てくれるのがうれしい。そういう場で素で話せる人ってさ、経験則で言うと、信頼ができる、まず。

ごめ:そうか。本音でしゃべってるんだなってわかるとね。

多田:それってもう採用するに足る能力じゃない?

ごめ:へー、なるほどね。え、そうなんだ?人事からしてそうなんだ?

多田:そうだと思うよ。

ごめ:だってすごい能力見そうじゃん。この人はロジカルシンキングがこうで、とか数学的思考力がこうで、とか。

多田:もちろんそれはある。それは会話の中で見る部分もある。でも俺は採用をやっていて、実はシンプルだなと思うのは、例えばごめが社長で一人採用するってなったときって多分数学的思考力なんて見ないと思うんだよね。

ごめ:そうだね笑。

多田:人じゃない?この人信用できるかとか、一緒にいて嫌じゃないかとか、自分にもってないものもってるかとか。ま、最後のはスキルみたいな話なのかもしれないけど。絶対信用できるかから入るじゃん。だからそれは例え7000人の会社だろうと、10万人の会社だろうと、一緒なんだなっていう風に俺は思った。

ごめ:えー。大きな会社でもそうなんだ!それこそイメージだと大企業ってスキルを重視しそうだけど。

多田:んー。やっぱりエンジニアはスキル採用に行きがちだけど、それもどうなのかなと正直思っていて。ヤフーに在籍してたときにお世話になった一個上の先輩がいて、その人はもともと野球部で、今はエンジニアなんだけど、入社したときはプログラミングを一切したことがなかったんだって。でも今はめっちゃプログラミングできるし、人事になってプログラミングを人に教えたりもしている。バーっと伸びていて。って考えると出会ったときのスキルってそんなに大事なことじゃない。

ごめ:うんうん。資質なんだね。

多田:うん、資質。もっともっと深いところ。そのときに俺が思ってるのは、嘘つきはダメだと思う。それは人に対する嘘つき、もっと言えば自分に対する嘘つきというか。

ごめ:うん。

多田:こんな偉そうな話、自分もできてないからあれなんだけど。自分が思ってもないこと言うとか、やりたくないことをやりますって言ったり、わからないことをわかりますって言ったり。人からこう見られるの恥ずかしいからこう見せるっていうのは、多分嘘つきで。そういうのってさ……うーん、いい言葉が出てこないけど、「ダメ」だと思う。

ごめ:そうだね笑 いや、俺は完全にダメな人間だったけどね笑。今の時点では嘘一切ないけど、自分が生きていることに対して嘘1ミリもないけどね。

多田:1ミリもないっていうのは俺は今言えないなあ。

ごめ:1ミリもないね。やりたいことしかやってないし、素直に言ったほうがいいと思う環境にいるからね。無理に合わせる必要もないし。

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人と誠実に接する

多田:採用をやってても、こっちも素直になんなきゃなってすごい思ってて。嘘ついちゃいけない。だから今の会社で採用やってて試してるのは、100パーセントはできてないんだけど、不合格をその場で言おうと思って。

ごめ:えー!すごいね!本人の前で?

多田:本人の前で。なるべく。やっぱ怖くてできないんだけど。でもそっちのほうが誠実なんじゃないかなと思う。

ごめ:うん。だってもう決まってるんだったらね、言ったほうがいいよね。で、どうしてかみたいなことも言うわけでしょ?

多田:うん。本当だったらね、うーん難しいなあ、いや全部は言えない、時々この人だったら言えるかなっていうときに言うんだよね。話をしてみて、正直うちの会社に合わないと思いました。スキルが足りませんっていうのはそれは伝えるの難しいんだけど、でもねなるべく言いたいなと思ってるんだよね。向こうが誠実に話してくれてるのにさ、こっちは隠してさ、落してるってわかってるのに結果は後ほどってさ、ちょっと不誠実だよね。

ごめ:なるほどね。どっちもだ採用する側もされる側も。

多田:そう、誠実に向き合ってさ。

ごめ:それが一番ハッピーだよね。俺の場合はさ、自分を偽ってさ、いっぱい内定とってさ、結局意味ないよねそれって。

多田:意味ないと思うなあ。

ごめ:今結局会社で働いてないしね笑。

多田:確かに。

ごめ:ていうより素の自分を見てもらってね、合う会社に入ってね。

多田:そう。

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素直でいたほうが、旅を楽しめる

ごめ:しっかり自分のことを伝えるみたいなことは必要だと思うけど。それこそけいじろーが言ってた3つの中の1つのさ。素直に接するって本当にそうだと思う。今もね、素直に接してると、その状態でいろんな話をくれるから、本当にありがたくいただけるからね。わかってくれた上で、世界一のダンサーの人とトークセッションしないかって誘ってくれたりとか、それこそ大阪で2400人の超でかいホールでトークセッションしないかって誘ってくれたりとかさ。それこそ何の負い目もないし、むこうがいいと思って誘ってくれてるんだから。自分なんてって思う必要もないし。

多田:たしかに。

ごめ:自分に嘘なく伝えて、自分のこと評価してくれてるわけだからね。

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多田:あー、それはめちゃくちゃ大事だね。

ごめ:旅中もそうだと思うよ。素直だったり、誠実だったりしたほうが旅自体を楽しめると思う。まわりに変に合わせててもつらいしね。

多田:意味わかんないよね?

ごめ:でも、無理に合わせてる人は多いなと思うよ。ぼくは一人旅だったけどさ。何人かで旅してる人だと、人間関係保つためにそこに行くの嫌だけど隠してついていく、みたいな話も聞くし。

多田:そっか。そうもなるか。

ごめ:自分はかっこつける余裕もなかったから。それこそめっちゃお腹下してたし、一切かっこいい旅人ぶれなかった。お腹壊してるんですけど、すぐトイレ行くんですけど、トイレ長いんですけど、って伝えないといけない。

多田:トイレ長いって言う必要ないでしょ?笑

ごめ:いやいや、まだ帰ってこないって心配されるから。

多田:そうか笑。

ごめ:素で接してたほうが、素で返ってくるからね

多田:あ、それすごい思うわ。

ごめ:ぼくはダンスをしながら旅してたんだけどさ、ダンスのコミュニケーションって嘘ないじゃん。

多田:うんうんうん。

ごめ:基本素じゃん。自分と自分をお互いに見せ合うからさ、めっちゃ信頼し合えるのよ。しゃべってても、しゃべってなくても。ダンスじゃなくても、旅ってきっとそうで。素の自分を見せたら、相手も素のその人を見せてくれて。で信頼できて。


自分の素を面接で伝えて不合格になったら仕方ない

多田:今思ったけど、素で話して、向こうが素で話してくれたらさ、嫌いにならないんじゃないかなと思ってきた。

ごめ:うん、そうかもね。あんまり嫌いになってる想像できないよね。違うっていう部分はあると思うけどさ。そうだよね。素で接するってマジで大事だと思う。

多田:そうだね。本当は面接とかも、自分は何でここにいるかとか、こういうことをやりたいとか、会社は今こういう人を探していてとか、そういう話をして、お互いテーブルに乗っけるじゃん。で「どう思いますお互い?」みたいな。「合うかなあ?」と。「いや、ちょっとちがうかもしれないですねえ」と。「いやぼくもそう思いますわ」「じゃちがいましたね」と。面接だったらさ、超シンプルじゃん。

ごめ:そうだね。いやまあ就職活動してる人からしたら、「とはいえ……」ってなるんだろうけど。ぼくの今の立場だったら仮に転職活動したとしても、「とはいえ……」ってならないけどさ。

多田:そうなんだよね。「とはいえ……」もわかるわ。そりゃそうだよね。ただ聞いてて思うのは、内定を取るためにはどうしたらいいかって考えるのは当たり前だと思うんだよ。働きたいからさ。そうなったときに、そこは俺教えられないと。面接ってさ、冷静に考えると面接官の性格もそうだし、役職もそうだし、選考フェーズもそうだし一次選考なのか二次選考なのかとかね、あと会社の規模だとか採用へのスタンスとか、数えるときりがないくらい掛け合わさった上での一個の面接だから。それを突破する方法を考えるのってもう無理なんじゃないかと思って。一つだけ言えるのは、人がいるってことで。その人は何かを知りたくて質問してくるわけだからさ。その知りたいことをちゃんと意図を理解した上で、その知りたいことを素直に話す。それは努力さえすればできるわけじゃない。だから聞かれたことに素直に答えればいいんじゃないって思う。それで落ちたらどうするんですか?って絶対言われるんだよね。でもさ、仕方なくない?笑

ごめ:まあそうだね笑

多田:それで10社受けて落ちましたと。そしたら多分受けた数が少ないんだよね。100社受けましたと。落ちたら200社くらい受けて。でもダメなら多分働いちゃダメなんだよ。

ごめ:えー笑

多田:本当に深いところでちゃんと本音で話してるんならさ。

ごめ:ちゃんと伝えられてるんだったらね。

多田:そう、ちゃんと伝えられてるんだったら。

ごめ:自分のこともわかっててね。

多田:そうそうそう。

ごめ:たしかに。コミュニケーションだもんね。

多田:そうだね。

 

人をそのまま受け入れる

ごめ:就職活動って結局コミュニケーションだもんね。おもしろいね。で、旅もそうだね。コミュニケーションって聞いて思ったんだけどさ、最近なぜか人に好かれるんだよ。ありがたいことに。

多田:ほー、いいね。

ごめ:高校生のときはめちゃくちゃ嫌われ者だったのに。

多田:はー、それ深掘りしたいね。

ごめ:自分で言うのもなんだけど、俺はクソ嫌なやつで、クソいじめられてて、大学時代でも引きずってて、そういう性格だったし。でも最近すごい人に好かれるなあと思って。それこそタクシーで4人で乗って、俺は助手席に乗ったの。で、一言話したら運転手が俺のことすごい好きになってくれて、お前は超いいやつだみたいな。え?ってビックリしたんだけど。

多田:へー。はあはあはあ。何でだと思う自分で?それすごい気になるわ。

ごめ:なんでだろうね。それこそ素で接してるからなのかなあ?なんだんだろうね。

多田:少なくともさ、卒業した後、次に会ったときはすごいひさしぶりだったじゃん。そのときからごめが何か大きく変わった感覚はないんだよね。行く前にさ、世界一周したいと思ってるんですって言って、やりなよやりなよって言って、で行ったじゃん。そのときと今とで、ごめが大きく変わってる感じはない。洗練されたじゃないけど、もっともっと自分に素直になったとかはあるかもしれないけど。

ごめ:もっと前から変わり始めてたのかもしれないね。

多田:てことは大学?それとも働き始めて?

ごめ:働き始めてからかも。自分は自信満々で入社して新入社員の代表のあいさつもして、すげーやつがくるって部署でも言われてたらしくて、でも行ったら俺全然仕事できなくて!笑

多田:え、どういうこと?どういうこと?笑

ごめ:俺期日までに何かをやるとか全然うまくできないから。

多田:なるほど笑。仕事の一番大事なやつだね笑。

ごめ:俺完璧主義すぎて……。で、自分も天狗になってたのが鼻ポキっと折られて、自分全然できないじゃんってなって、それはもう隠せないくらいで。で、自分の不安を素直に見せて、それでも努力自体はしてたからか、いろんな人が気にかけてくれて、助けてくれて。本当にありがたかった。そういう鼻折られた経験があったから、自分を大きく見せないというか、素の自分でいるっていう感じでいるのかもね。

多田:はあ、なるほど。なるほど。ポキッと折れたわけじゃない?そのとき自分の中でキャッチできたんだね。あ、ダメだったんだ俺って思えたんだね。いや、そんなことないぞって思っちゃったりするじゃん。そこで一個道が変わるのかなって思うよ。

ごめ:そうかもね。今つながってきた気がするんだけど。ポキッと折られたからこそ、自分てそうなんだと思ったからこそ、他人に対して受け入れる姿勢が広くなって、器って言ったらあれだけど。人間って誰しもが完璧じゃないなってより思えるようになったのかな。なんかこんな言い方するとすげえ調子乗ったやつみやいだけど笑。誰しもがいいところもあるし。だからか話してると安心するって言われるね。

多田:なるほどね。多分ジャッジしないんだろうね。

ごめ:ぼくはこういうスタンスでこういう人だけど、その人がそういうスタンスなのはそれでいい、自分と同じでなくていいと思うし。何でも受け入れるタイプだから、それで好かれるのかもしれない。会社で仲よかった先輩にそんな風に言われたことがある。

多田:それ多分俺ごめと性質ちがうなって思ったのが、俺は仲のいい友だちにはそうは思われてないんだけど、ちょっと遠い人とかだとジャッジされそうだと。

ごめ:けいじろーから?

多田:そう。ありなのかなしなのか。まあそういう部分はあるなあと思う。ジャッジをしてるんだと思う。好きな人嫌いな人。大事にしたい人大事にしたくない人。

ごめ:まあ俺もそれはもちろんあるけど。

多田:仲のいい友だちであるほど、そうは思われていなくて。遠くなればなるほど、びびられる。

ごめ:まあそうだろうね。

多田:俺最近思うんだけどね、多分顔のつくりもあるよ。

ごめ:それすげえ思った笑。顔だなと思った笑。

多田:あるよね。目つきのするどさとかさ笑。

ごめ:あるねそれ笑。……それだけじゃないだろうけど笑。

多田:

 

人と深く関わることで、本来の自分に「戻る」

ごめ:それこそけいじろー卒業後に久しぶりに会ったら、こんな変わったんだって思ったもん。あ、でも顔も変わったなって思ったよ。大学のときと表情全然ちがうもん。え、笑うんだけいじろーってって思ったもん。笑

多田:俺大学4年か5年でようやく物心ついたんだよ。それだけ自分がドラスティックに変わったんだよ。世界が広がったというか。人の出会いなのかな。内と外とか、身内みたいな感覚で、身内とは仲よかったけど、それ以外との距離がすごいあった。身内が広がった感じ。身内がいっぱいできた。

ごめ:信じられないもんね。大学時代のけいじろーと比べると。

多田:人と話すの極力避けたかったからね。

ごめ:そうだよね笑。まあ俺もそうだったけどね。

多田:俺はごめは正直遠すぎてわからなかったね。どういう人なのか。単純にただの印象だよね、お互い。

ごめ:うん。いや、けいじろーは怖い奴だとおもってからね。

多田:そうなんだよねー。

ごめ:いやまああのときに会ってたらノリ合わないんだろうけどね。

多田:かもしれないね。

ごめ:今大学のときに戻っても仲良くできる気しないもん。

多田:あー、わかるわかる。わかるわかる。わかるわかる。

ごめ:でもお互いに大きな変化があったんだろうね。

多田:そうだねー……。ま、人との出会い、衝突、セッションなんだろうね。単純に人と会って、どうもこんにちはみたいなのは全然出会いじゃないしさ。もうちょっと深いところの話をして、ディスカッションして、ぼくはこう思います、あなたはそう思うんですね、みたいな話をどれくらいしているか。どれくらい深く考えている人と会うか。っていう繰り返しで。変わるんじゃないんだよ。最近よく思うのは、「戻る」だと思うんだよ。

ごめ:えー、おもしろい。

多田:赤ちゃんって一番素直で、知識とか人からどう見られるとかわかって徐々に社会になじむようになっていくじゃん。それを取りにいってるような感じ。だから戻る作業なんだよ。

ごめ:へー!おもしろいね。

多田:生まれながらのいじめられっこはいないはずなんだよね。

 

旅するように就職活動せよ

ごめ:そうだね。……ちょっと旅と就職活動をまとめて。

多田:まとめる?同じだよ。

ごめ:笑。いや同じ。同じだと思うよ。

多田:プロセスが同じってことだね。

ごめ:なるほどね、そうだね。

多田:就職活動は旅だってことでしょ。人と話す・自分と話す・人に伝えるっていう3つがキーなわけだ。旅が就職活動かっていったらちがうんだけど。旅するように就活すればいいってことだ!

ごめ:そうだね。そうだね。いいまとめでした。

多田:いいまとめだね。

ごめ:

多田:そうだそうだ、そっちだ。

ごめ:へーおもしろ。

多田:しまりましたね。

ごめ:じゃあそんな感じで。

 

 

 

最後に:話を終えて

もともとは「自分らしい生き方」について話しようと思ってたんですが、それだと自分の中に答えをもってて予定調和になってつまらないってことで、「旅と就職活動」という未知のテーマで話をしました。

途中そうとう脱線しましたが笑、おもしろい話になったんじゃないかと思います。

ぼくのまわり変な友だちばっかりなので、今後もこういう雑談コーナーやろうかな。 

超長文読んでくださったかた、一部でも読んでくださったかた、ありがとうございました!

あ、ちなみに多田圭次郎くんについてもっと知りたいかたは、彼のブログを見てください。

 

TABIPPO2016に出ます!

そしてぼくは2/13日(土)に日本最大の世界一周イベントTABIPPO2016に出演します!

大阪のオリックス劇場でやるので、関西圏のかたはぜひお越しください。定員2400人です。すげー。

日本最大の世界一周イベントTABIPPO2016に出演決定!大阪のオリックス劇場で2400人の前で話します!高橋歩さんも出るよ。

 

 

おしまい。

 

 

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中込孝規(なかごめ たかのり)
「世界とつながるダンス教室」代表。 アフリカで1万人以上の子供たちにダンスを教え、今は日本とアフリカの学校を「ダンス×インターネット中継」でつないでます。

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