吐き気との戦い in インドネシア

6月25日。

今日はゲ◯の話です。
下痢じゃありません。ゲ◯です。

まさかこいつとも戦うことになろうとは思ってもいませんでした。

ぼくは、乗り物にとても酔いやすい体質です。実家でも車に乗るとすぐに気持ち悪くなります。

富士急ハイランドなんていうものは、完全に拷問。学生のときに行ったんですが、気持ち悪くなりすぎて、翌日39度の熱が出ました。

そんなぼくの、旅の乗り物酔い対策は、その場で寝ること。乗り物に乗って気持ち悪くなってきたら、そのまま寝ちゃうんです。(治安の悪い地域に1人のときは、やっちゃダメ)。

世界一周を始めて3か月弱。あ、意外といけるなーと思っていたところでした。

だけど、あいつはジャカルタの空港に向かうタクシーの中で突然訪れました。

Saddenly I feel like vomiting.
突然吐き気来たる。

ちなみに、vomit(ボミット)とdiarrhea(ダイアリーア)は、ぼくが語学学校で覚えた数少ない英単語の中の一つです。vomitは「吐く」、diarrheaは「下痢」。よく使う単語なので、知らなかった人は、覚えておきましょう。

さて、本題に戻りまして、、、
朝お腹をくだして、お腹の中のものを出し切ってしまったのが、いけなかったのでしょうか。空港に向かうタクシーに乗って即酔いました。ゲ◯吐きそう、、、。

乗ったタクシーが今日に限ってブルーバードではなくてエスクプレスという種類だったのもよくなかったのでしょうか(エクスプレスのほうが少し安い)。
車の加速とともに、不規則な揺れがぼくの吐き気も加速させます。

しかも、車内が寒い、、、気持ち悪いのもあって鳥肌が立ってきました。血の気が引いているのが自分でもわかります。。。

飛行機で寒くなるかもしれないと思って手荷物に入れていたパーカーを、早速タクシーで着こみました。

一向におさまらない吐き気。
遠くの景色を見てもダメ。無心になろうとしてもダメ。

最終手段。寝てしまおう。

しかし、いつにも増して気持ち悪く、揺れも結構きつくて寝られない。

窓に寄りかかってみたり、背もたれに寄りかかってみたり、後部座席でゴロゴロと何度も体制を変えて寝ようと試みる。

そのうち、運転手がキョロキョロと後ろを振り返ってくるようになりました。
そうとうヤバい奴だと思ったんでしょう。こいつは何をしてるんだと。

運転手にどう思われるかを気にするよりも、今ぼくが向き合うべくは、己の吐き気。引き続き後部座席で寝ようと試みます。タクシーでゲ◯を吐くわけにはいかない、、、。(クリーニング代弁償とかになったら嫌だし。)

ようやく眠れそうでウトウトしてきたところ、運転手が声をかけてきました。

運転手「エイトサウザンド!エイトサウザンド!」

高速道路の入り口で払う利用料を求めているようです。

ぼく(は!?八千円!?くそ高いよ!どんだけボッタクリなんだよ!)

ぼく(、、、あ、違う、ルピアだから八百円か。それでもめっちゃ高いよ!)

とりあえず手持ちの五百円分の紙幣を出してみる。

そしたら大量のお釣りが返ってきました。

、、、五百円じゃなくて、五十円でした。
よく考えたらインドネシアの通貨ルピアは、だいたい100ルピアで1円。

疑ってごめんよ、運転手。吐き気と眠気がぼくを疑り深くさせてしまったんだよ。

でも、、、ちょっと焦ったこともあって、吐き気だけじゃなく、尿意と便意もかなり込み上げてきました。
(お腹の中のもの全部出したはずなのに、まだ出るのか、、、。)

と、とにかく寝るしかない。

ふたたびゴロゴロ、ゴロゴロ。
何度も体勢を変えて寝ようと試みるぼく。

相変わらず運転手は、キョロキョロと後ろを振り返ってくる。
まぁ、確かにヤバい奴です。

ふたたびウトウトしてきました。吐き気をごまかして、眠れそうです。

そしたら、運転手がまた声をかけてきました。

運転手「スリーサウザンド!スリーサウザンド!」

どうやら空港に入るときに払う利用料を求めているようです。

ぼく(は!?三千円!?どんだけボッタクリなんだよ!)

、、、三十円でした。

疑ってごめんよ、運転手。吐き気と眠気と尿意と便意がぼくを疑り深くさせてしまったんだよ。

そんなこんなで、なんとかゲ◯吐いたり漏らしたりせずに、無事に空港に着きました。

危うくゲロ野郎になるところでした。まぁでもなる日は近いでしょう。

みなさんも旅の際は、お気をつけください。

 

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ごめ(中込孝規)
「世界とつながるダンス教室」代表。 世界一周をしながら、1万人以上の子どもたちにダンスを教えた。現在は、講演やダンスワークショップ、日本と海外の子どもたちを中継でつないだダンス交流会など、様々な活動をしている。

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